「ちょっと、タオル持ってきてー。」
Bの面倒を診てくれている母ちゃんが、
親父にタオルを要求している声で目が覚めた。
早朝6時前くらいかな。
すなわち、2010年はもうスタートを切っていた。
同時に、最悪の事態パート3もスタートを切った。
Bが尋常じゃない量のミルクを吐いたらしい。。
まぁ、赤ん坊がミルクを吐くことなんてしょっちゅうだから、
そんなに心配することないよと、何とか、
最悪の事態パート3を頭から消し去ろうとしていた。
しかし、その数時間後。
また。。。
最悪の事態シリーズで、パート3だけが突然出てきたが、
とにかく、最悪の事態パート3は消し去ることはできなかった。
見えない敵は、Bにも爆弾を仕掛けていやがった。。
小鳥とか言ってた頃が懐かしい。小鳥どころか、
30年間大きな病気とは無縁で生きてきた俺からすると、
とんでもない化け物に思えてきた。
こえーーよ。。vv
あけましておめでとうとか言ってお雑煮くいてーよー。。vv
心配した親父が消防署に連絡し、
元日でもやっている最寄の病院を聞いてくれた。
そして、病院に連絡をし10時から3人で診察の予約をとった。
この時ばかりは、病院嫌いの俺も一刻も早く、
病院に行きたくて仕方なかった。
自分だけならまだしも、☆とBまで。。
いや、百歩譲って☆はもう大人だから体力もあるし、
食欲も睡眠も自分でコントロールできるから大事に至る可能性は
限りなく低いだろうと思う。
でもBはまだ生後100日ちょっとだ。。
赤ちゃん医療本に、「赤ちゃんはよく吐きますが、
ぐったりせず機嫌がよければ気にする必要はありません」
って書いてあったな。
つーか、今、吐いた後ぐったりしてるんですけどーー。。。vv
これは気にした方がいいってことになりますよねーー。。vv
大黒柱の自分が弱音を吐いたら好転は期待できない!と
強い気持ちを持ち、
それでもやっぱり半べそ状態で、不安なまま病院に向かった。
受付を済ませ、まずは両親(自分と☆)の診察をしてもらった。
やっぱり子供の患者が多く
(大人は多少のことなら自分で何とか出来るもんね。)
Bの診察までは少し時間がかかるようだった。
どちらかというと逆を優先して欲しかったがこればかりは仕方ない。。
先生:「どうしましたーー?」
j:「昨日の夜から下痢と嘔吐がひどいんです」
「妻も少し遅れて同じような症状が出たんです」
先生:「何か心当たりはありますか?」
「何か生ものを食べたとか?」
j:「心当たりは特にないんですよ。」
「体調が悪くなる直前に宴会をしていたんですが、
みんなほぼ同じものを食べた中で体調が悪くなったのが
二人だけなので、食べ物ではないと思うんですよね」
先生:「あぁー、そうですかー。
でも同じものを食べても症状が出る人出ない人、
それに症状が出るタイミングも違ってきますからね。」
先生:「胃腸炎だと思いますので、お薬出しますから、水分たくさんとって
安静にしていて下さい。」
☆:「赤ちゃんがいて母乳で育てているんですけど、
薬飲んでも大丈夫ですか?」
先生:「大丈夫な薬を出しておきます。」
j:「水分は、温かいのと冷たいのはどっちがいいですか?」
先生:「どちらでも大丈夫ですけど、糖分のないものがいいです。」
そんなやり取りのみで診察は終わって、
何かものすごくあっさりしていた感じがして、物足りなさ感満点だったが、
医者の力ってのを信じてやろうじゃねーか。と、
変な気力が芽生えて、医者に話を聞いてもらったということだけで、
少しだけ症状が和らいだ気がした。☆もちょっと楽になってきたらしい。
ほんと、病は気からだな。
続いて、Bの診察。
ここはさっきのようなあっさり検診とはいきませんよ。
名前を呼ばれ診察室に入る。
めちゃめちゃ若い先生でちょっと不安になる。
でもこの先生がすごく丁寧に診てくれて、
看病の仕方(ミルクのあげ方)を教えてくれた。
結果、Bも胃腸炎。。
子供は、
母親がかかる病気なら何でも同じようにかかる可能性があるとのこと。
今回は、親(たぶん俺vv)の咳や接するときの手などから
感染した可能性が高いとのこと。。(ごめんねvv)
☆は、体がだるくなる前にあげていた母乳のせいかな、
と心配していたけど、母乳を飲んで伝染ることはないとのこと。
むしろ母乳は発症後もあげ続けた方がいいらしい。(胃腸炎の場合)
そしてミルクは、ちびちびと、、ほんとにちびちびと。5mlくらい。
少しずつ時間をかけてあげるようにと。
脱水症状だけが怖いから、一回にあげる量は少なく、
回数を多くしてくださいと。
いや、とにかく事細かにお話をして下さいました。
仏様に見えた。
そして、その通り実行したところ、Bは1日で元気になりました。^^
そして☆も2日で元気になりました。^^
俺は、、3日かかりました。。元気になるまで。。。vv
最初から最後まで迷惑をかけてしまったyo。。
そういうわけで、新年の幕開けは「当たり」から始まったわけだが、
夢を乗せた年末ジャンボの結果は、、
そううまく繋がるもんでもない。vv
でもおみくじは見事大吉 v^^
しょっぱなから未体験ゾーンに足を踏み入れて、
新たな経験値を積んだ今年は、間違いなく、
良い一年になりますね。^^
ソイヤ