今年一年よサヨナラ。
同時に、きたる新たな一年へ思いを馳せ。
 
異様な早寝早起き主義のうちの親父は
日付をまたぐ前に眠りにつくのが日課で、
その日課は大晦日であれ例外ではなく、
 
いわゆる新年をしかと迎える前に
眠りにつくわけなんですが、
 
あのドキドキわくわくのカウントダウンを
体験しないでよく爆眠できるなと
不思議に思っていたもんだけど、
今年に限っては、まさか、自分もそうなるとは
思いもしなかった。。なぁ。。
 
12月31日21:00頃。
親戚が集まっての実家での宴会が終わり、
「よいお年を~」と声を掛け合い別れを惜しみ、
片づけをしているころ、若干お腹にいつもと違う
感覚が走る。音で表現すると「ピピ」って感じ。
 
いや、男性の半数以上が下痢症候群(?)なんですよ。(予想)
別に大したことないじゃないですか、
 
こんな鳥の鳴き声のような「ピピ」くらい、
日常茶飯事までいかないまでも、
「ちょっと水分摂り過ぎたかな」と
不摂生を反省するくらいの感覚で、
そんなに珍しいことじゃーないですよ。
小鳥よ、早くどこか飛び立てよと。
その時は思っていたわけです。。
 
それから1時間後。
 
やや寒気が。。
ガクガク、ブルブル。。
うーーん。。ちょっと普通じゃないかな。
でも風呂入って暖まれば平気っしょ。
 
結構、自分の中の大晦日と正月の行動って、
「あー、これが今年最後に口にする食べ物だな」
とか、
「今年最後の歯磨きだな」
とか、
「年明け最初に話した言葉だな」
とか、
意識して行動していたものなんだけど、
今年は、そんな余裕というか発想はどこ吹く風。。
 
今年最後の風呂をじっくり堪能する余裕なんて
微塵も存在しなかった。
自分の体の異変を感じすぎて。
 
風呂からあがって、体を拭いて、まではよかった。
よかったっていうか、耐えられた。
 
で、服を来て、居間に向かって歩こうとした瞬間、
変な感覚が襲ってきて、その後、トイレに直行。
 
病気で嘔吐したのは、人生初だった。
 
そして、2009年最後のトイレは、
丁寧過ぎるほど便器と自分の顔とを突き合わせた、
思いもしない体勢のものだった。
(きたなくてゴメンナサイ。。)
 
ついさっきまで小鳥だと思っていた「ピピ」は
その頃には猛獣ばりの「どーーーーん、ぼかーーん」
って感じだった。
もしかすると「ピピ」は小鳥の鳴き声なんかじゃなく、
時限爆弾が時を刻む音だったのかもしれないね。
 
ここから地獄のような年越し⇒正月が始まった。(泣

 

あ、新年明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ソイヤ